大学への入学は、ご本人やご家族にとって、人生の大きな節目になりますが、大学での生活には、高校までのそれとは異なることがたくさんあります。

Ψ 決まった時間割があるわけではなく、履修する授業は、自分で必要単位を把握して登録する

Ψ 授業の開始時間と終了時間を知らせるチャイムがない

Ψ 空き時間の過ごし方を含め、自分で時間を管理する必要がある

Ψ 大学からのお知らせをこまめにチェックしないと、重要情報をとりこぼしてしまうことがある

Ψ 一人暮らしをする場合は、それまで住み慣れた地域や慣れ親しんだ人間関係から離れての生活になる

どれも小さなことのようですが、慣れるまでには不安が高じたり、どうしていいか悩んだりするものです。特に、小・中学校、高等学校で修学上の支援や教育上の配慮を受けていた場合、いきなりすべてを自力で解決するのは困難なこともあります。

国家資格を取得することが卒業時の目標となる本学は、実技や実習科目にも取り組むため、在学中はたくさんの学習内容が用意されています。そのため、在学生には「誰かのサポートが必要なときには、一人で抱え込まず相談してほしい」と伝えるようにしています。

ご本人が本学で有意義な時間を過ごせるよう、必要な支援は何か、一緒に考えてまいります。